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日本酒に興味がある方へ!日本酒作りで有名な兵庫県灘区について紹介します!

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兵庫県といえば、清酒の生産量が全国1位であることで有名ですよね。
そんな兵庫県内にある灘五郷についてご存知ですか。
県内でも有数の日本酒の生産地である灘の地域は、日本1の酒どころとしても有名です。
そこで今回は、日本酒づくりで有名な灘五郷について詳しくご紹介します。

□灘五郷の日本酒が有名な理由とは

灘五郷とは、兵庫県の神戸市の灘区と東灘区、西宮市をまたぐ地域の総称です。
日本一の生産量を誇ることで有名な灘の日本酒ですが、その美味しさの秘訣について気になりますよね。
灘の美味しい日本酒を育むポイントは、大きく分けて「水」、「米」、「技」の3つがあります。
それぞれのポイントについて、順番にご紹介しましょう。

*酒造りに適した「宮水」

灘の美味しい日本酒を育むポイントの1つ目は、灘五郷を流れる「宮水」です。
宮水は、カルシウムやカリウム、リンといったミネラルを多く含んだ硬水です。
飲料水としては不向きですが、酒造りには最適です。
宮水に含まれるミネラル分が、酒造りでは肝心の麹菌や酵母の栄養分となり、酵素作用を促してくれることを押さえておきましょう。

一方、色味の変化や風味に影響を及ぼす鉄分は、宮水にはほぼ含まれていません。
これらのことから、宮水は酒造りにおいて理想的な水と言えるでしょう。

この宮水が発見されたのは、江戸時代の末期頃です。
酒造りをしていた櫻正宗の山邑太左衛門が、場所によって異なる酒の味に気づいたのをきっかけに、その原因が水であることを発見しました。
現在も、初めて宮水が発見された「梅の木井戸」は残され、宮水発祥の地として石碑が建てられています。

*酒米に適した「山田錦」

灘の美味しい日本酒を育むポイントの2つ目は、酒の原料となる「山田錦」です。
全国的にも有名な良質さと生産量を誇ることから、酒米の王者とも呼ばれているのをご存知ですか。
山田錦は米の一粒ずつが大きく、中心部分の心白というデンプン質が大きいという特徴を持ちます。
この特徴は、特に大吟醸が作られる際に最適とされ、今も多くの酒造から高い評価を得ています。

兵庫県には、山田錦が好む気候や地形、良質な土壌に加え、それを育ててくれる人々の存在があるため、生産を行うには最適の場所と言えるでしょう。
山田錦の生産地の間近に位置する灘五郷では、古くからこれを原料として使用してきました。
歴史的に見ても、山田錦は、灘の美味しいお酒を育むために必要不可欠な存在ということが分かりますね。

*優れた酒造りの技術をもつ「丹波杜氏」

灘の美味しい日本酒を育むポイントの3つ目は、酒造で働く丹波杜氏の優れた技術力です。
杜氏は酒蔵で働く人々にとって工場長のような存在であり、酒造りの全責任を任されています。
酒造りの世界に入って蔵人から杜氏になるまでには、非常に長い年月を要します。
灘の日本酒は、酒造りに関する長年の経験と蔵人に信頼される人間性を必要とする杜氏の手が加わって、やっと完成するものだと言えるでしょう。

近年は、技術の発展に伴い、酒造りに機械が導入されることもありますが、依然として杜氏が抱える責任の重さは変わりません。
日本三大杜氏の1つである丹波杜氏が、最後まで酒の味を見極め完成したものこそが、灘の日本酒なのです。

□灘五郷で有名な日本酒とは

日本酒づくりにおいて好条件を揃える灘五郷には、数多くの日本酒が存在しています。
自分自身で好みの日本酒を見つけるのも楽しいですが、せっかくなら有名なものも知っておきたいですよね。
そこで今回は、灘五郷で生産される有名な日本酒の1つである「櫻正宗」をご紹介します。

灘のお酒である「櫻正宗 焼稀 生一本」は、「ブリュッセル国際コンクール日本酒部門サケ・セレクション2018」純米酒部門において、シルバー賞を受賞しています。
日本酒好きの方なら、「正宗」という名前がついた日本酒をよく見かけるのではないでしょうか。

実は、この「櫻正宗」こそ、「正宗」と名前がつく日本酒の元祖なのです。
櫻正宗は、「臨済正宗」という仏教の経典から名付けられたものです。
正宗(せいしゅう)の響きが清酒(せいしゅ)と通じることから、日本酒の名前として広く使われるようになりました。

「櫻正宗」は少し辛口で、さらりと口触りが良いのが特徴です。
使用する水や酒米、さらに杜氏の技術など、灘五郷ならではのこだわりが強く反映された日本酒です。
さらに、「協会第一酵母」として日本醸造協会にも認定されているため、確かな品質が保証されていると言えます。
日本酒に興味のある方なら、ぜひ一度は飲んでみたい日本酒の1つですね。

□まとめ

サケ・セレクションは、日本酒の醍醐味や日本の文化を世界に発信するために、出品酒を世界中の専門家から選ばれた審査員に評価してもらうブリュッセル国際コンクール(CMB ベルギー)日本酒部門で、2020年から日本国内で毎年開催を目指しています。
延期になっていました第二回2021年の兵庫県開催の日程が決定しました。
詳しくは、「第2回SAKE selection開催について」で今後ご紹介していきます。

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