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日本酒の甘口や辛口はどうやって決まる!?兵庫の専門家が判断する方法を解説します!

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日本酒の甘口と辛口はどのように決まるのだろうと思っている方はいませんか。
人によって好みは違うので、日本酒を選ぶ前に判断できたらうれしいですよね。
実は、味わいが決まるポイントがいくつかあり、それを確認することで誰でも判断できます。
今回は、兵庫県の専門家が日本酒の味わいを判断するポイントを解説します。

□甘口か辛口かを判断するポイントとは

甘口であるか辛口であるかということは、日本酒の味わいの判断方法として、もっとも簡単なものです。
ラベルに甘口か辛口か書いてある場合もありますが、もっと詳細に判断する指標があります。
ポイントを事前に確認しておけば、買ってから後悔することも少ないでしょう。
ここでは、甘口か辛口かを判断する方法を2つ紹介します。

1つ目は、日本酒度を見ることです。
日本酒度とは、日本酒に含まれる糖分の量を表す指標で、糖分が多いほどマイナスに、少ないほどプラスの値になります。
つまり、マイナスの値が大きいほど甘口であり、プラスの値が大きいほど辛口であるということを頭に入れておきましょう。
目安としては、マイナス3.5以上で甘口、マイナス3.4~1.5でやや甘口、マイナス1.4~プラス1.4で普通、プラス1.5~3.4でやや辛口、プラス3.5以上で辛口であると覚えておきましょう。

2つ目は、酸度を見ることです。
酸度とは、そのお酒に含まれる酸の強さを表す指標です。
酸度が高いほど、含まれる酸が強くなるので、口に入れたときの刺激が強くなって辛く感じるので、ひとつの目安にしましょう。

日本酒は、製造過程で乳酸、コハク酸、クエン酸などの酸が発生します。
これらの酸が口の中を刺激するのですが、これらの酸は悪いものではありません。
日本酒の場合は、酸がお酒の味にメリハリを与え、味をはっきりさせ深みを与えてくれます。
そのため、酸度だけを見るのではなく、日本酒度も一緒に見て、甘口、辛口を判断しましょう。
具体的には、酸度1.4~1.6を境にそれ以上なら辛口、それ以下なら甘口に近い味わいになると覚えておきましょう。

□使われる米による味わいの違いとは

日本酒度、酸度を見ることで、かなり味わいを判断できますが、使われる米を見ることで、さらに細かく味わいを判断できます。
日本酒にこだわりたい方は、原材料の米にまで着目しても良いかもしれません。
ここでは、原材料の米から味わいを判断する方法を2つ紹介します。

1つ目は、米の銘柄を見ることです。
食用のお米には、「ひとめぼれ」や「こしひかり」のように銘柄がありますよね。
日本酒に使われるお米にも銘柄があり、それぞれで日本酒の仕上がりに違いが出ます。
具体的には、山田錦(やまだにしき)、美山錦(みやまにしき)、五百万石(ごひゃくまんごく)、雄町(おまち)という品種があります。

日本酒の原料として使うと、山田錦は香りがよくきめ細かくまろやかな味に、美山錦は米の香りよりもうまみが強く感じられ、五百万石はクリアですっきりとした味に、雄町は濃厚でしっかりとした味になると言われています。
中でも、山田錦は「酒米の王様」と呼ばれ、山田錦を使った日本酒の味、香り、品質はとても良いとされているので、一度味わってみてください。

2つ目は、精米歩合です。
精米歩合とは、玄米の時点からどれくらい削った米を使用しているかを表す指標で、例えば、精米歩合70パーセントなら、玄米の状態を100パーセントとして30パーセント以上を削っていることになります。
日本酒の製造では、でんぷん質の多い米の中心部を原料に使うほど、雑味がないお酒ができます。
精米歩合の値が小さいほど、多く米を削っていることになるので、高級な日本酒であると言って良いでしょう。

さらに、精米歩合の値が小さいほど、豊かな香りが生まれます。
クリアで雑味が少なく、香り豊かな日本酒が飲みたい方は、精米歩合の大きさにも着目してみましょう。

□日本酒の貯蔵年月による味わいの違いとは

日本酒の味わいは、製造されてからどのくらい年月が経っているかによっても変わってきます。
日本酒が作りたての時はフレッシュではっきりとした味わいで、時間が経つほど、味が丸くなりまろやかな味になると言われています。
好みによってわざと長期間寝かせてから飲んでも良いですし、徐々に飲んでいって味わいの変化を楽しむのも良いでしょう。

ただし、製造年月から1年以内には全て消費するようにしましょう。
製造年月とは、日本酒が瓶詰めまたはパック詰めにされた年月のことです。
日本酒には基本的に賞味期限がありませんが、あまりに長い時間が経過すると、品質が劣化する恐れがあります。

□まとめ

日本酒の味わいを判断するポイントについて解説しました。
サケ・セレクションは、日本酒の醍醐味や日本の文化を世界に発信するために、出品酒を世界中の専門家から選ばれた審査員に評価してもらうブリュッセル国際コンクール(CMB ベルギー)日本酒部門で、2020年から日本国内で毎年開催を目指しています。
第二回開催が、兵庫県での開催が決定しました。
詳しくは、「第2回開催2020年実施について」で今後ご紹介していきます。

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