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日本酒がフルーティーである理由とは?山田錦はスッキリと飲みやすい!

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日本酒の説明でフルーティーという言葉をよく耳にするでしょう。
しかし、なぜそのように言われているのかご存知でない方は多いのではないでしょうか。
果物が使われていない日本酒がそのように言われているのか不思議ですよね。
そこで今回は、日本酒がフルーティーと言われる理由をご紹介します。

□日本酒の香りがフルーティーである理由とは?

日本酒がフルーティーな香りがするのは、主に醸造の方法が関係しています。
その中で具体的にどんな要素が関わっているのかご紹介します。

まず大きく関わってくるのが酵母でしょう。
酵母は、日本酒の醸造の過程において、お米が含んでいる糖分をアルコール発酵させるはたらきがあります。

香り成分を生み出す作用がこの酵母にはあるのです。
そして実はこの成分が、果物や花といった植物特有の香り成分と同じなのです。

次に2つ目の要素として関係する精米歩合について見てみましょう。
原料であるお米をどのくらい磨いているのか表す数値が精米歩合です。
お米の表層には、脂質やタンパク質といった栄養が含まれていることは聞いたことがあるのではないでしょうか。

それらが多すぎてしまうと香りの成分が消えてしまいます。
よくお米を磨き、精米歩合を高くすることで、フルーティーな日本酒が生まれます。
1つの目安として、精米歩合が40パーセント以下の日本酒は、6割以上もお米を磨いて醸造していることになるので、覚えておくと良いでしょう。

3つ目に関係するのが、吟醸造りです。
みなさんも一度は吟醸という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
よく精米されたお米を長時間かけて低い温度で発酵をさせ、それによって特有の香りを発生させるのが吟醸造りです。

この特有の香りである吟醸香がフルーティーな香りがする正体です。
発酵を低い温度で行うことで、この香り成分の蒸発を防ぎ、液体のまま蓄積させて香りを閉じ込めるのです。

日本酒のフルーティーな香りはなにも吟醸酒だけではありません。
フルーティーな香りは、酵母や醸造の仕方の違いによっても感じられます。
さまざまな銘柄によって、純米酒や本醸造酒であってもフルーティーな香りを楽しめるでしょう。

さらに、果物だけでなく、バラや木屑といった香りが含まれることもあり、銘柄によってさまざまな個性が見られます。

□フルーティーな日本酒の選び方とは?

次にどうやってフルーティーな日本酒を選べば良いのかご紹介します。

*辛口か甘口で選ぶ

辛口は、日本酒が好きな方々に多く好まれています。
さっぱりとした口当たりとすっきりとキレのある味わいが印象的です。
このような味わいの辛口は、幅広い料理との相性が良く、料理の味を引き立つ役割をしてくれるでしょう。

日本酒の糖度を知りたいときは、ラベル部分に記載されている日本酒度を確認しましょう。
この数値が高いほど辛口の日本酒であり、辛口がお好きな方であれば、プラス1.5以上のものを選ぶと良いでしょう。

一方で、あまり普段日本酒を飲まない方や女性に人気なのが甘口です。
和食だけでなく洋食にも合うので、フレンチレストランでも提供されることが増えてきています。
日本酒度はマイナス1.5以下のものを選ぶと良いでしょう。

*料理との相性で選ぶ

フルーティーな日本酒に特に合うのが、香りの強い野菜料理です。
ネギやミョウガなどを使った料理や、柑橘やハーブの香りがする料理との相性が抜群です。
フルーティーな日本酒を選ぶときは、料理と同じ要素があるものを選んでみましょう。
楽しむ料理の香りと共通しているものを選ぶことで、より食事を楽しめるでしょう。

□山田錦は食事に合わせやすい

ここまでフルーティーな日本酒についてご紹介してきましたが、山田錦を使った日本酒はどうなのでしょうか。

山田錦を使った日本酒の味わいは、日本酒度がプラス3近いものが多く、あまりフルーティーとは言えないでしょう。
しかし、山田錦を使った日本酒は、辛すぎず甘すぎずスッキリと飲みやすいのが特徴です。
また、香りが穏やかであり食事とも合わせやすいものに仕上がっています。

冷酒にして飲むと、程よい辛口の中に旨みを感じられ、燗酒にすると辛みを抑えられなめらかな味わいを感じられます。
このように食事に合わせて温度を変えて飲むことで、食事をさらに楽しいものにしてくれるでしょう。

□まとめ

今回は日本酒がフルーティーと言われる理由についてご紹介しました。
ぜこの記事を参考にして、ご自身のお好みの日本酒を選んでみて下さい。
また、日本酒を料理に合わせて楽しみたい方は、山田錦を使った日本酒を試してみてはいかがでしょうか。

サケ・セレクションは、日本酒の醍醐味や日本の文化を世界に発信するために、出品酒を世界中の専門家から選ばれた審査員に評価してもらうブリュッセル国際コンクール(CMB ベルギー)日本酒部門で、2020年から日本国内で毎年開催を目指しています。
第二回開催が、兵庫県での開催が決定しました。 詳しくは、「第2回開催2020年実施について」で今後ご紹介していきます。

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