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おいしい熱燗を飲みたい方へ!

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日本酒が好きな方でも、人によってお好きな飲み方がありますよね。
暑い日には冷やして、寒い日には温めて、日本酒は色々な温度で楽しめます。
今回はその中でも熱燗についてご紹介します。
すでに熱燗がお好きな方も、これから熱燗を飲んでみようと思っている方も、ぜひ参考にしてみて下さい。

□日本酒の専門家が「燗」とは何か解説します!

「燗」とは、お酒を温める行為を意味していて、お酒を温めることを「お燗する」や「燗をつける」と表現できます。
居酒屋をはじめとするお酒の場で、「お燗して」や「燗を付けて」と言っているのを聞いたことはないでしょうか。
これは、温めた日本酒のオーダーをしているのです。

温められたお酒は、「燗酒(かんざけ)」と呼ばれます。
日本酒以外にも温めて飲むお酒があることをご存知でしょうか。
日本ではあまり日本酒以外に燗をつけることはないでしょう。
しかし、中国では昔から紹興酒を温めて飲んでいます。

また他の国では、寒い日や特別の日にビールやワイン、ウイスキーなどを温めて飲むこともあります。
しかし、これらの多くはイベントや何か特別な日に飲むことがほとんどです。
そのため、日本酒のような、好みによってさまざまな温度で楽しめるお酒は世界的にみても珍しいでしょう。

日本酒はいつから温めて飲むようになったのでしょうか。
「燗」自体の歴史はとても古く、奈良時代の頃から始まっていたと言われています。
今とは違い、暖房器具のようなものがない時代に、燗をしたお酒を飲むことで体を温めていたのでしょう。

燗酒の文化は、貴族が愛読していた詩集がきっかけで貴族の間に広まっていきました。
その後、江戸時代になって次第に一般庶民にも広まるようになりました。
それ以降、現在まで自分の好みによって温度を変えて日本酒を楽しむ文化は続いています。
「燗」をする際に使うものといえば徳利ですよね。
この徳利はなんと江戸時代の頃には既に使われていたと言われています。

□おいしい熱燗の作り方を紹介します

次に、おいしい熱燗の作り方をご紹介します。
日本酒を飲む際は「燗酒」が好きで、自宅でお燗をしてみるけど、あまり上手くいかないと悩まれている方もいるのではないでしょうか。
そこで、ご自宅でも簡単にできるおいしい燗酒の作り方をご紹介します。
燗酒が苦手だという方も、この機会にぜひ、試しにこの方法で飲んでみてはいかがでしょうか。

早速コツをご紹介します。
それは、徳利を短時間熱湯につけることです。
実際に流れを見ていきましょう。

はじめに、徳利の大体9分目までお酒を入れます。
このときに、徳利の注ぎ口が狭いので、お酒をこぼさないように注意しましょう。
また、お酒を入れた後に徳利の注ぎ口にラップをすることで、お酒の香り成分が飛ばないので、ぜひ試してみてください。

次に、水を張った状態の鍋を用意して、そこに先ほどの徳利を浸します。
このときの水の量は、徳利が半分まで浸かる程度に調整します。

鍋の水の調整ができたら、一度徳利を取り出して、火をつけて沸騰するまで待ちましょう。

沸騰したら火を止め、鍋に徳利を浸します。
ここで、「ぬる燗」の方が好みであるからといって、40度くらいのお湯で温めてしまうと時間がかかってしまいます。
また、アルコールも飛んでしまうので、「ぬる燗」にする場合はなるべく短時間で燗にするのがポイントです。

お酒が徳利の上の方まで上がってきたら徳利を持ち上げて、中指で徳利の底を触ってみましょう。
徳利によって素材や厚みが違うので、一概にはいえませんが、やや熱いと感じるくらいが丁度良い燗になっています。
人によって好みはそれぞれですので、いろいろな温度で試してみるのも、燗酒の楽しみのひとつでしょう。

□熱燗に向いている日本酒の選び方の紹介

おいしい熱燗の作り方の説明を聞くと、実際に作ってみたくはありませんか。
そのためには、まず熱燗に向いている日本酒を選ばなくてはなりません。
そこで次に、熱燗に向いている日本酒の選び方をご紹介します。

常温で飲んだときに、酸味が利いて、ふくよかな味わいの日本酒が、燗酒に向いているでしょう。
お燗を付けると、甘味が強くなり、逆に苦味や辛味が弱まります。
35度前後で最も甘みを感じられるので、酸味の利いた味わいの日本酒が燗酒として向いているといえます。

同じ日本酒でも温度によって、さまざまな味わいが楽しめます。
さまざまな種類の日本酒を試すのも良いでしょうし、一つの種類をさまざまな温度で追い求めるのも良いでしょう。
そんな楽しみ方をできるのが日本酒の魅力です。

□まとめ

今回は、熱燗についてご紹介しました。
ぜひこの記事を参考に、さらなる日本酒の楽しみを見つけてみてはいかがでしょうか。

サケ・セレクションは、日本酒の醍醐味や日本の文化を世界に発信するために、出品酒を世界中の専門家から選ばれた審査員に評価してもらうブリュッセル国際コンクール(CMB ベルギー)日本酒部門で、2020年から日本国内で毎年開催を目指しています。
第二回開催が、兵庫県での開催が決定しました。 詳しくは、「第2回開催2020年実施について」で今後ご紹介していきます。

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