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山田錦で作られた日本酒が気になる方へ!味わいの違いをご紹介

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「山田錦で作られた日本酒が気になる」
「酒米によってどんな味わいの違いがあるのか知りたい」
このようにお考えの方はいませんか。
そこで今回は、山田錦とその他の酒米とでは、どのような違いがあるのかご紹介します。

□山田錦とは?

日本酒は使われるお米の質によって、出来が左右されると言われています。
現在は各都道府県に固有の酒米があるくらい、さまざまなお米が日本酒のために品種改良が日々繰り返されています。

しかし、次々に新しい酒米が現れても未だ山田錦の壁は破られません。
山田錦は酒米の王様として不動の地位を築いているのです。

山田錦は日本酒の名前と間違われるくらい、日本酒といえば山田錦というイメージが定着しています。
全国的にみても、日本酒の酒米としての知名度は圧倒的でしょう。

4合瓶で600円ほどの山田錦の日本酒であっても、有名酒蔵が出している1本5000円ほどするものであっても同じ山田錦です。
日本酒の値段に幅があるのも山田錦の特徴のひとつでしょう。
一般的に山田錦の産地は兵庫県であり、兵庫県のものが一番質が良いと言われています。

酒米は、食用米と比べてみると粒が大きく吸収性が良いことが特徴です。
また、粒の中心にある「心白」と呼ばれる白く不透明な部分が大きいことも、食用米との違いと言えるでしょう。

山田錦は、この「心白」が線状になっているため、精米をたくさんしても壊れにくいことが特徴です。
そのため、味わいのバランスが優れた日本酒に仕上がり、飲む人や酒蔵からの人気を集めています。

山田錦は、その絶大なる人気の高さで酒造業界をリードしており、さまざまなコンクールで入賞する日本酒の多くは山田錦で造られた銘柄が非常に多くなっています。
山田錦のことを知った上で、その他の酒米を使ったものと飲み比べてみて、その違いを体感してみると良いかもしれません。

□山田錦の味わいを紹介します

次に山田錦の味わいをご紹介します。
山田錦で作られた日本酒の一番の特徴は、ボリューム感が強いことでしょう。
他の酒米を使った日本酒よりも、お米の味のふくよかさが口の中でより際立ちます。
そのため、山田錦を使った日本酒は、香り高くキレイな味わいになると言われています。

多くの種類のお酒があるので一概には言えませんが、お米の旨みが出やすい酒米なので、味わい系の旨口なものが多くあります。
食中酒としても楽しめ、素材を生かしたあっさりとした料理の際に合わせて飲んでみてはいかがでしょうか。

□酒米の種類と味の違いを紹介します

ここまで山田錦についてご紹介しましたが、ここからはその他の酒米をご紹介します。

1つ目にご紹介するのは、新潟県の「五百万石(ごひゃくまんごく)」です。
五百万石は、山田錦と並ぶほどの酒米です。
「菊水」と「新200号」を人工交配することで、新潟県の気候風土に合わせて開発されました。

名前の由来は、新潟県のお米の生産量が五百万石を突破したことが由来となっています。
新潟県は米どころとして有名ですが、その他にも東北地方から九州地方にかけて広く栽培されています。

五百万石は、麹を作りやすくて、溶けすぎないことが特徴でしょう。
また、蒸米になったときの弾力性が適度にあり、機械化された製造工程でも扱いやすい米として知られています。

2つ目は、長野県の「美山錦(みやまにしき)」です。

1978年に長野県の農業試験場で突然変異として発見されました。
美山錦は、他の酒米と比べると比較的新しい品種で、「美しい山」にちなんで命名されました。
この美しい山というのは、北アルプスにかかる美しい白い雪を表しています。
このような、雪のように美しい心白であることからこの名前がつけらました。

寒さに強い性質を持ち、寒冷地や標高が高い場所で栽培するのに適していると言われており、長野県の他にも東北地方で広く栽培がされています。
美山錦は、硬く、醸造するときに溶けにくい特徴が生かされており、キレのあるさっぱりとした端麗な味わいの日本酒に仕上がります。

その他にも各地域でさまざまな品種があり、気候や風土によって特色が異なり、それぞれ違った特徴を持っています。

今後日本酒を選ぶ際は、ぜひ一度ラベルの部分を見てどんな酒米が使われているのか見てみて下さい。
色々な酒米のものを試してみて、自分好みの酒米を見つけてみてはいかがでしょうか。

□まとめ

今回は、山田錦やその他の酒米はどのような違いがあるのかご紹介しました。
同じ日本酒でも、使われている酒米が違うことで味や香りなどが全然違います。
ぜひ一度、酒米の観点から日本酒を選んでみるのもいいのではないでしょうか。

サケ・セレクションは、日本酒の醍醐味や日本の文化を世界に発信するために、出品酒を世界中の専門家から選ばれた審査員に評価してもらうブリュッセル国際コンクール(CMB ベルギー)日本酒部門で、2020年から日本国内で毎年開催を目指しています。
第二回開催が、兵庫県での開催が決定しました。 詳しくは、「第2回開催2020年実施について」で今後ご紹介していきます。

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