サケ・セレクション

MENU

兵庫の日本酒はなぜ有名なのか?その裏には灘五郷の存在が!

NO IMAGE

日本が誇る伝統的なお酒といえば、日本酒ですよね。
日本酒で有名な都道府県はどこを思い浮かべますか?
おそらく多くの方が、兵庫県を思い浮かべると思います。
兵庫県の日本酒はなぜ有名なのでしょうか?

その理由は、灘五郷(なだごごう)にあります。
灘五郷を初めて聞く方も多いと思います。
今回はその実態に迫ります!!

 

□兵庫の日本酒が有名な理由である灘五郷(なだごごう)とは

灘五郷(なだごごう)とは、西郷(にしごう)・魚崎郷(うおざきごう)・西宮郷(にしのみやごう)・御影郷(みかげごう)・今津郷(いまづごう)の総称で、日本を代表とする酒処です。
西宮郷は兵庫県西宮市にあり、その他は同県神戸市にあります。

灘五郷では、宮水と呼ばれる硬水や、酒造適性の高い米である山田錦・六甲おろしと呼ばれる寒風があります。
日本酒造りにおいて好条件が揃っています。
そのため、数多くの酒蔵が存在するのです。
灘五郷で酒造が始まったのは、遅くても1624年ごろであるといわれています。
400年ほど前から続く長い歴史ですね。

江戸時代の日本酒の主な消費地は江戸でした。
江戸の消費量の8割は灘五郷のものであったといわれています。
江戸時代には、江戸への菱垣廻船や樽廻船という輸送手段が発達していたため、兵庫県では輸送には困らなかったのです。

しかし、戦後は、灘五郷も苦難の時期を迎えました。
酒造用にお米を使うことを規制されていたので、おおよそ復興したのは1952年ごろです。

現在は、灘五郷の品質と味を守るために灘五郷酒造組合が、活動をしています。
兵庫県の日本酒の魅力に惹かれて、全国から優秀な造り手が来るので、技術の継承にも心配不要です。
これから先も兵庫県の日本酒は人々を魅了し、より有名になるでしょう。

 

□灘五郷(なだごごう)の5つの地域

今なお日本を代表とする酒どころ「灘五郷」の5つの地域には、それぞれ異なる魅力があります。

では、早速ご紹介しましょう。
まず、ご紹介するのは西郷(にしごう)です。
「西」とついているだけあって、灘五郷の中で最も西に位置しています。
沢の鶴資料館は、1978年に開館して以来100万人以上の方が訪れている人気の資料館です。
模型も忠実に再現されており、酒造りを肌で感じられるでしょう。
酒造りの文化を広め、後世に伝えることを目的としています。
無料の試飲もありますよ。

次に魚崎郷(うおざきごう)をご紹介します。
テレビの CMで有名な蔵元があることで有名です。
酒造りの全行程を見学できる蔵元もあるので、ぜひ訪ねてみてください。
日本酒にますます魅了されること間違いないでしょう。

西宮郷(にしのみやごう)をご紹介します。
灘五郷の中で最も多くの酒蔵があり、その数は10にものぼります。
ほとんどの施設で試飲ができるので、飲み比べをしても楽しいでしょう。

次に、御影郷(みかげごう)についてご紹介します。
白鶴酒造資料館は、資料の展示にこだわっています。
実際に使われていた酒造機を改造して作られた点も訪れてみたくなりますね。
資料を見た後の試飲は格別でしょう。

最後に、今津郷(いまづごう)についてご紹介します。
今津郷には、日本酒を使ったデザートなどが提供されている喫茶店があります。
日本酒の新たな顔に出会えるでしょう。
珍しい銘柄の日本酒も手に入るそうですよ。
灘五郷には、それぞれの魅力が詰まっていますね。
順番に訪れて、各々の違いを見つけるのも面白いでしょう。

 

□灘五郷の日本酒が男酒と呼ばれている理由

灘五郷の日本酒が男酒と呼ばれている理由は、舌ざわりにあります。
灘の日本酒といえば、辛口であることが有名ですよね。
腰のしっかりした味わいで、発達途中の青年のように若々しく感じられることから、男酒と呼ばれているのです。
では、その腰のある辛口はどのようにつくられているのでしょうか。

その秘訣は、灘の宮水(なだのみやすい)にあります。
灘の宮水はリンやカリウム、カルシウム等のミネラルを多く含む硬水です。
日本酒は、水に含まれるミネラルの割合で舌触りが変わるのですね。
灘五郷の力強く男性的な辛い味わいは、灘の宮水という中硬水が理由なのです。
男酒は、淡麗でかつ爽やかなのでスッキリした味わいが魅力です。
一度はまれば、虜になること間違いないでしょう。

男酒に対して、女酒もあります。
女酒は、ミネラルの割合が低い軟水で作られています。
女酒というだけあって、丸みを帯びた優しい味わいが魅力です。
女酒は、京都にある伏見のお酒です。
灘の男酒・伏見の女酒としてどちらも名が通っています。
ぜひ、読み比べてみてくださいね。

 

□まとめ

兵庫の日本酒が有名な理由は、灘五郷にあることが分かりました。
喫茶や資料館も充実しており観光にぴったりでしょう。
ご家族やご友人とおしゃべりをしながらの試飲も楽しそうです。
灘五郷をそれぞれ訪れて、違いを見つけて楽しむのもおすすめですよ。
灘の男酒のファンの方は多いのではないでしょうか。
端麗で爽やかな味わいは、虜になりますよね。

サケ・セレクションは、日本酒の醍醐味や日本の文化を世界に発信するために、出品酒を世界中の専門家から選ばれた審査員に評価してもらうブリュッセル国際コンクール(CMB ベルギー)日本酒部門で、2020年から日本国内で毎年開催を目指しています。
第二回開催が、兵庫県での開催が決定しました。
詳しくは、「第2回開催2020年実施について」で今後ご紹介していきます。

地域・観光カテゴリの最新記事