サケ・セレクション

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実は兵庫は日本酒の生産量第一位!その理由は?

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日本酒は、日本における良き伝統文化です。
日本が世界に誇る自慢のお酒でもあります。
兵庫県は有名な日本酒の蔵元がたくさんありますよね。
そのため、実は兵庫県は日本酒の生産量が全国第一位なのです!!
なぜ、兵庫県が全国第一位を成し遂げているのか、その理由に迫ります。

 

□日本酒の生産量一位は兵庫県

*一位は兵庫県

兵庫県は、六甲山を源流とする水源と米作りに適した土壌に恵まれています。
また、冬には「六甲おろし」と呼ばれる風が吹きます。
酒造りの最適な条件が揃っていることが、兵庫の日本酒造りを支えているのでしょう。
なんと、日本酒は日本国内の全生産量のうち26パーセントが兵庫県で作られているのです。
大正時代に、かの有名な「山田錦」がヒットしたことも、兵庫県での酒造に拍車をかけているのではないでしょうか。

兵庫県の日本酒に惹かれ、全国各地から優秀な造り手が集まることで、日本酒生産量一位を不動のものにしているでしょう。
また、兵庫県にある小西酒造株式会社の「超特撰白雪江戸元禄の酒」は、「ブリュッセル国際コンクール日本酒部門サケ・セレクション2018」熟成古酒部門のプラチナを受賞しています。

 

*後に続く京都府と新潟県

日本酒の生産量全国2位は、京都府です。
歴史は兵庫県より長いと言われています。
豊かな水源に恵まれた伏見では、京都府の中でもとくに酒造が盛んです。
京都府にある株式会社京姫酒造の「大吟醸原酒 京姫袋吊り 斗壜取り」は「ブリュッセル国際コンクール日本酒部門サケ・セレクション2018」吟醸酒部門のゴールドを受賞しています。

京都府に次ぐ生産量を誇っているのは、新潟県です。
美味しいお米や雪解け水に恵まれていること、寒い気候が日本酒造りに適しているためでしょう。
全国的に知名度や人気の高い日本酒が数多くあります。
朝日酒造株式会社の「朝日山 純米大吟醸 越淡麗」は「ブリュッセル国際コンクール日本酒部門サケ・セレクション2018」純米大吟醸酒部門のプラチナを受賞しています。

 

□兵庫県が生産量一位の理由とは

生産量一位の理由は、主に環境と山田錦でしょう。
まず、環境についてお話しましょう。
兵庫県は、豊富な米処と六甲山を源流とする質の高い水源があります。
日本酒の発酵過程は温度が重要なため、温度のコントロールがしやすいように外の温度も低い環境でなければなりません。
しかし、兵庫県は「六甲おろし」と呼ばれる寒風が吹くので、寒さもバッチリです。
これらの日本酒造りに最適な環境が整っていることが、生産量一位の大きな要因でしょう。

次に、山田錦についてお話しましょう。
ここで指す山田錦は、お米の銘柄です。
日本酒にお米は必要不可欠ですよね。
お米の中心部の白く不透明な部分を心白といいます。
心白はすき間が多いため、お酒を作るための麹菌(こうじきん)が繁殖しやすく良質の麹(こうじ)ができます。

しかし、心白が大きいと発酵が進みすぎることもあるので、造酒の肝でしょう。
ちょうどよい大きさの心白を持った酒造適性のある山田錦のおかげで、すっきりとした味わいの日本酒を作れます。
山田錦を生産できたことが、兵庫県が日本酒生産量一位のもう1つの大きな要因でしょう。

 

□生産量一位を支えている灘五郷の発展した理由

西郷(にしごう)・魚崎郷(うおざきごう)・西宮郷(にしのみやごう)・御影郷(みかげごう)・今津郷(いまづごう)は「灘五郷(なだごごう)」と総称され、日本を代表とする歴史ある酒どころです。
灘五郷は、前述の日本酒造りに適した「ミネラルが豊富な水源・酒蔵適性のある山田錦・寒い風である六甲おろし」という3点が揃っています。

しかし、灘五郷の発展した理由はこの3点が揃ったことだけではないのです。
いくら日本酒を生産しても、それを出荷できなければ意味がありません。
日本酒を1番消費するのは江戸ですから、兵庫県からは遠いのです。
しかし、灘は恵まれていたのでしょう。
江戸時代には、菱垣廻船(ひがきかいせん)やお酒の輸送を専門とする樽廻船(たるかいせん)が登場しました。
灘は、船の発着する大阪までの距離は短いで立地条件も良かったのですね。
灘五郷の発展した理由は、この輸送手段の登場と立地条件も含まれるでしょう。

また、灘五郷は日本酒造りに適しているため、蔵元も多く存在します。
それぞれの蔵元が切磋琢磨し合ってきたので、灘五郷全体の日本酒の質が全国的にみて高いのでしょう。
兵庫県の日本酒に惹かれて全国各地から優秀な造り手も集まってきます。
このように、蔵元が切磋琢磨してきたことや、優秀な造り手が集まることも、灘五郷の発展した理由でしょう。

 

□まとめ

兵庫は日本酒の生産量が一位です。
兵庫は、日本酒造りにおいて、環境と山田錦に恵まれていることが分かりました。
まさに、日本酒とともに発展してきたといえるでしょう。
山田錦を使用した日本酒は、香り高くスッキリとした味わいです。
兵庫が世界に誇る日本酒を、ぜひお召し上がりくださいね。

サケ・セレクションは、日本酒の醍醐味や日本の文化を世界に発信するために、出品酒を世界中の専門家から選ばれた審査員に評価してもらうブリュッセル国際コンクール(CMB ベルギー)日本酒部門で、2020年から日本国内で毎年開催を目指しています。
第二回開催が、兵庫県での開催が決定しました。
詳しくは、「第2回開催2020年実施について」で今後ご紹介していきます。

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