サケ・セレクション

MENU

兵庫県の山田錦から作れる純米酒の特徴とは?

NO IMAGE

兵庫県のお酒には、山田錦から造られる純米酒があります。
純米酒は一般的なお酒とは異なる特徴があります。
他のお酒と比べてどのような違いや特徴があるのでしょうか。
今回は兵庫県の山田錦から造られる純米酒の特徴や吟醸酒、本醸造酒との違いを紹介します。

□純米酒にはどのような特徴がある?

*純米酒ってなに?

純米酒とは醸造アルコールを使用せず、原料をお米のみに絞った日本酒のことをさします。
原料がお米のみなので、米の旨味がしっかりと出され、ふっくらとした香りが感じられます。

家でできたばかりのご飯の匂いを嗅ぐシーンを想像してください。
炊きたてのお米には旨味だけでなく甘みも染み付いています。
この炊きたてのおいしいご飯と同じ香りを楽しめる日本酒が純米酒なのです。

なお純米酒は大きく4つのお酒に分類でき、通常の「純米酒」以外に「特別純米酒」、「純米吟醸酒」、「純米大吟醸酒」に分けられます。

*純米酒を知る上で欠かせない精米歩合について

精米歩合という言葉をあなたは聞いたことがありますか。
精米歩合は、玄米から表層を削り取り、残った部分の米が占める割合を%で示したものです。
一般的に日常で食べるお米と比べると、日本酒の原料に使用されるお米はより一層磨いた状態で使われます。

ご飯としていただくお米の精米歩合は約90%であることに対して、日本酒の精米歩合に関しては約70%前後しかありません。
さらに大吟醸酒の精米歩合は半分以下のため、お米の半分以上を磨いています。
どうしてたくさんお米を磨く必要があるのでしょうか。
主な原因として、お米の表層は雑味の原因だとされているからです。

確かにお米の表層部分には脂質やデンプン、タンパク質のようにさまざまな栄養素が含まれます。
しかしこれらの栄養素が雑味の原因となり、お酒のおいしい香りをかき消してしまうのです。

*温度帯を考えておいしい純米酒を飲もう!

純米酒はさまざまな温度でおいしく味わえる点が特徴です。
冷やす時は、涼冷え(すずひえ)と呼ばれる15度から20度くらいの温度、花冷え(はなびえ)と呼ばれる10度から15度くらいがおすすめです。
夏のような暑い日にはぜひ冷やして楽しんでください。

純米酒は「冷や」の状態の時だけでなく、お燗(おかん)でも楽しめます。
例えば日向燗(ひなたかん)と呼ばれる30度から35度くらいの温度、人肌燗(ひとはだかん)と呼ばれる35度から40度くらいの温度があります。

他にもぬる燗(ぬるかん)と呼ばれる40度から45度くらいの温度や、上燗(じょうかん)と呼ばれる45度から50度くらいの温度もあります。
天気や気温、料理との組み合わせに合わせて、さまざまな温度帯の純米酒を試してください。

おすすめの飲み方としては、常温からぬる燗くらいの温度帯で飲むことです。
やや温かいくらいの温度帯では、体内のアルコール吸収力が弱まり、身体への負担が少なくなります。
そのためお米の旨味を存分に味わえるので、まずは常温からぬる燗の温度帯で純米酒を飲んでみてください。
その後さまざまな温度帯を味わうという飲み方がおすすめです。

□純米酒は吟醸酒や本醸造酒と比べてどう違う?

純米酒は吟醸酒、本醸造酒と共に特定名称酒と呼ばれています。
これら3種類のお酒は名前を表示する際の条件がそれぞれ異なっています。

吟醸酒の場合は精米歩合が6割以下のお米を使用して、約1ヶ月の間5度から10度くらいの低温で発酵させて造られます。
淡麗で華やかさがあり、上品な味わいが特徴です。

吟醸酒は種類によってさらに呼び方が異なるため、ぜひさまざまな種類の吟醸酒を試してください。
例えば、醸造酒の中でもお米の割合は5割を下回ったものを特に大吟醸酒といい、醸造アルコールを使わないものを純米吟醸酒と呼びます。
お米の割合が5割以下かつ醸造アルコールを使用しないものは純米大吟醸酒と呼ばれます。

現在では吟醸造りのための高い技術が広がったため、さまざまな種類の吟醸酒が造られるようになりました。
栄養をあえて足りなくした酵母を低温で発酵するという条件は決して優しくないです。
しかしこのような厳しい条件で製造を行うことで、吟醸酒は独特の風味を醸し出せます。
果物のような香りが楽しめる点が特徴で、冷やした状態、またはぬるめで召し上がってみてください。

純米酒は原料をお米や米麹、水のみに絞って造られます。
醸造アルコールを一切使用しない点も特徴です。
旨味やお米のふっくらとした香りがしっかりと味わえるため、お米好きの人はぜひ純米酒を試してください。

本醸造酒は全体の3割以上を精白、つまり精米歩合が7割以下のお米を原料として造られています。
純米と比べるとより淡麗さとまろやかさが増しているので、ぜひ自分の好みの日本酒を選んでください。

□まとめ

今回は兵庫県の山田錦から造られる純米酒の特徴と、吟醸酒や本醸造酒と異なる点を紹介しました。
純米酒はお米本来の味わいを最も楽しめます。
さまざまな温度帯で味わえるので、ぜひ自分好みの温度帯を見つけて楽しんでください。

サケ・セレクションは、日本酒の醍醐味や日本の文化を世界に発信するために、出品酒を世界中の専門家から選ばれた審査員に評価してもらうブリュッセル国際コンクール(CMB ベルギー)日本酒部門で、2020年から日本国内で毎年開催を目指しています。
第二回開催が、兵庫県での開催が決定しました。
詳しくは、「第2回開催2020年実施について」で今後ご紹介していきます。

地域・観光カテゴリの最新記事